MMO日記 Echo
イベント兵器
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工蜂VIA

工蜂Ⅵ(クンフェン)は1970年代末に台湾で開発された多連装ロケットシステムである。
1975年に完成した126mmの工蜂Ⅳ型を発展させたもので、ロケットの直径は117mmと小さくなったが弾体は長くなり、射程が15kmに延長された。弾頭は通常弾頭と子弾収納弾が用意されている。5tトラックM809に45連装のランチャーを搭載し、移動するときには通常のトラックに偽装を行う事が可能である。1982年に制式化され、工蜂Ⅳ型を更新した。現在はより新型の雷霆2000で更新中である。







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CM11勇虎

不安定なアメリカとの関係を背景に、兵器生産能力の獲得を進めた台湾が、既存の戦車を元に開発したのがCM-11 勇虎(ヨンフー)である。車体はM60A3、砲塔は105mm砲を搭載したM48A5をベースに国産の射撃統制装置(FCS)を搭載する形で完成した。台湾は当初M60A3の購入を要望していたが、アメリカが中国との関係悪化を恐れたため、旧式のM48のバリエーションに見える戦車を共同で開発し、台湾で生産を行った。このため、この戦車はM48Hとも呼ばれる。搭載してある台湾製FCSはM60A3の物をしのぎ、命中率だけで言えばM1エイブラムスに迫るとも言われる。1989年頃から部隊配備が始まり、1995年までに450両が生産されたようだ。なお、1994年にはアメリカがM60A3の台湾への輸出を決定し、1995年から500両近くが送られたと見られている。







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ピナカ

インドが独自に開発している多連装ロケットシステムである。チェコ製軍用トラックT815の車体に214mmロケット弾を合計12本搭載し、6両のランチャーで700*500mの範囲を制圧する。射程は最大で40km程度で、弾頭は対人弾頭や対戦車地雷などが用意されている。BM-21より長射程のロケット弾として1980年代に開発が開始されたが、開発は難航し、2008年にようやく実用化された。






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雷霆2000

雷霆2000(レイティン2000)は工蜂Ⅵを更新するために作られた台湾の多連装ロケットシステムである。使用するロケット弾は用途により各種用意され、直径117mm、最大射程15kmのMk.15、直径180mm、最大射程30kmのMk.30、そして直径227mm、最大射程45kmのMk.45を使用可能である。Mk.45には高性能炸薬弾頭と破片弾頭が用意されており、12発が装填される。試作車は1994年に完成し、1997年に公開された。車体はアメリカから輸入したHEMTTを使用していたが、生産ラインの終了などにより量産車では新たにドイツ・MAN社の8輪トラックが採用されたようだ。







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X-29

X-29は1980年代にアメリカで作られた実験機である。機体はF-5戦闘機の機首部分、F/A-18のエンジンなどのパーツを使って組み立てられており、複合材で作られた前進翼やカナード、デジタルフライ・バイ・ワイヤなど当時の最先端の技術が組み込まれた。長期にわたって試験が行われ、高い機動性や操縦性を実証した。







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コリンズ

オーストラリア海軍が旧式化したオベロン級に換えて採用した潜水艦である。スウェーデンのコックムス社が開発した471型潜水艦で、スウェーデン海軍向けの潜水艦より船体は大きく、武装の搭載量や航続距離がより大きくなっている。建造はオーストラリアで行われ、1996年から2003年までに合計6隻が就役した。







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シシュマール

シシュマールはインドで使われているドイツの輸出用潜水艦209型である。209型は船体のサイズや搭載する機器が各種用意されているが、インドは最も大型の209/1500型を採用した。シシュマールには他の209型潜水艦と異なり乗員の緊急脱出装置が船体に備えられており、また蓄電池の容量も船体に合わせて大容量化されている。ドイツでの建造艦2隻と合わせて計6隻の建造が計画されていたが、工事のトラブルなどでインドでの建造艦が2隻キャンセルされた。ドイツ建造艦は1986年に就役し、インド建造艦は1992年と1994年に各1隻が就役した。現在は各艦に近代化改修が行われている。







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ラジプット

旧ソ連がインドの要求に基づき、カシン型をベースに建造した駆逐艦である。後部甲板にヘリコプターの格納庫を設け、また艦の後部に後ろ向きに装備していた対艦ミサイルのランチャーを艦前部に移動させるなどの相違点があり、カシンⅡ型とも呼ばれる。1980年から5隻が竣工し、1993年には戦闘システムの近代化改修が行われた。現在1番艦は各種新武装の試験にも使用されている。







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プラマプトラ

1980年にインドがイギリスのリアンダー級フリゲートを基に3隻建造したゴダヴァリ級フリゲートの改良型である。装備する対艦ミサイルをロシア製で新型のKh-35(SS-N-25)に改め、四連装の発射機を艦の前部に4基搭載している。対空ミサイルは国産のものを予定していたが、イスラエル製のバラクを搭載した。主砲はOTOメララの76mm速射砲、対潜装備として三連装の短魚雷発射管を2基装備している。1989年に一番艦が起工、2000年から2005年までに3隻が就役した。







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F-CK-1 経国(チンクオ)

F-16の導入を検討していた台湾がアメリカの禁輸措置を受け、やむなく自国で開発した戦闘機がF-CK-1 経国(チンクオ)である。開発にはアメリカの航空関連企業が支援を行い、F-16の影響を受けたデザインに仕上がった。しかし1993年、生産機の納入開始に先立ってアメリカからF-16を購入する交渉がまとまったため、当初予定していた256機から縮小した130機の生産にとどまった。現在は兵器や燃料の搭載量を増やし、対地攻撃能力を強化した改良型を開発中である。






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カタパルト

インドが国産化していたヴィジャヤンタ戦車(イギリスで輸出用に作られたビッカーズMk.1)を基に開発した自走砲がカタパルトである。延長して転輪が7個となった車体にオープントップの戦闘室を設けて、ソ連製の130mm砲M-46を後ろ向きに搭載している。1960年代に配備が始まったもので既に旧式化しているが、後継となる自走砲の選定に手間取っており、現在でも少数が部隊にとどまっている。







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F-2改 (エマージェンシー1回目)

日本がアメリカと共同開発したF-2支援戦闘機に改修を行い、高性能の対空ミサイルAAM-4を搭載可能にしたものである。2010年から改修が始まる予定だ。







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FH-77BD アーチャー (エマージェンシー2回目)

FH-77BD アーチャーはスウェーデンの装輪式自走砲である。
牽引型の155mm榴弾砲FH-77を元にした自走システムとして1995年から研究を開始し、2003年に開発契約が行われた。2004年までに2種類の試作車が完成して比較試験が行われている。2008年にノルウェーが計画に参加し、2009年から量産型の開発を開始、2009年8月にスウェーデンとノルウェーがそれぞれ24両を発注した。アーチャーの車体はボルボ社製の全地形車両A30Dを元にしたもので、エンジンや乗員室は装甲化されている。車体後部に搭載された砲の操作は自動化され、操縦手を含めた4名の乗員は乗員室から出る事無しに砲を操作可能である。主砲は52口径の155mm砲で、射程は最大35km、自動装填装置を用いて15秒間に3発、弾倉内の20発を2分半で射撃が可能である。布陣から射撃まで、射撃から撤収までをそれぞれ30秒以内に行う事が可能で、8発を発射し、反撃を避けるためにその場から500m移動する行動を3分以内に実行する事ができる。155mm砲はボフォース社の弾薬とNATO標準の弾薬が使用可能で、長射程のM982 エクスカリバーGPS誘導砲弾の使用も可能である。乗員室上には副武装としてRWSが装備される。アーチャーはスウェーデン陸軍が2012年からの運用を予定している。







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フロレアル (エマージェンシー3回目)

領海、経済水域での監視や海外領土の警備、また紛争地域での避難民救出などの任務につくフランス海軍のフリゲートである。最大速度は20ノットと遅いが航続距離は長く、最大100tの貨物を収納できる倉庫と海兵隊員24名が乗艦するスペースを持っている。船の後部にはフライトデッキがあり、通常はAS-565対潜ヘリコプターを搭載するが、より大型のAS-332 シュペル・ピューマの搭載も可能である。建造費を抑えるために船体構造は商船の規格に合わせてあり、南洋での活動を前提として空調設備が完備され、同型艦の多くが海外領土に配備されている。主武装は100mm両用砲とエグゾセ対艦ミサイル2基で、他に20mm機関砲やSIMBAD携行対空ミサイル発射機の搭載も可能である。フロレアル級はフランス海軍向けに6隻が建造され、1992年から1994年にかけて就役した。艦名は全てフランス革命暦の月の名前にちなんでいる。フロレアルは「花月」である。モロッコ海軍も1998年に2隻発注したが、これらの艦は主砲がOTOメララの76.2mm砲に変更されている。




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