日本空兵器 |

F-1(対地) 【ベースライセンス】
 F-1(対艦) 【F1(対地)→F1(対艦)】
日本初の実用超音速機T-2を改造して作られた支援戦闘機がF-1である。 同時に開発された国産の80式ASM-1対艦ミサイルによる対艦攻撃を得意とする。同じエンジンを搭載したジャギュアとの類似がよく指摘される機体である。2006年に全機が退役した。

F-2(対地) 【F1(対地)→F1(対艦)→F2(対地)】

F-2(対地) 【F1(対地)→F1(対艦)→F2(対地)→F2(対艦)】
日米の政治的問題にまで発展し、紆余曲折の末にアメリカと共同で開発することになった日本の支援戦闘機。F-16の設計をベースとしているが、対艦攻撃を主任務としており、機体の規模は一回り大きくなった。炭素系複合材で一体成型された主翼に国産の対艦ミサイルASM-2を4発搭載する事が可能である。1990年に開発を開始、1995年に初飛行を行った。価格の増加などで生産数は当初の予定数より下回ったが、2011年までに試作機を含めて合計98機が調達される。

BC-1 【F1(対地)→F1(対艦)→F2(対地)→F2(対艦)→BC-1】
C-1は日本で戦後初めて開発された国産のジェット戦術輸送機である。 アメリカから供与されたC-46が老朽化したために開発され、試作機は1970年に初飛行を行った。1973年に制式化され、合計31機が製造された。強力なエンジンを搭載し、高い機動性とSTOL性能を持っている。兵員を最大60名、小型車両だと3台を搭載可能であり、後部のランプを利用して貨物の空中投下が可能である。現在は後継となるC-2を開発中である。派生型としては1機が電子戦機へと改造され、STOL実験機がC-1の設計をベースに作られた。なお武装を施した型などは作られておらず、BC-1は架空の機体である。

F-16ファルコン(制空) 【ベースライセンス】

F-16ファルコン(対地) 【F16(制空)→F16(対地)】
アメリカ空軍が採用したF-15は強力だが高価なため、これを補佐し、数を揃えるための安価な戦闘機として開発した小型戦闘機がF-16である。操縦系統にフライ・バイ・ワイヤを採用し、軽量な機体とあいまって高い運動性を持つ。価格と性能が手頃なため、20カ国以上で採用されている。

P3C オライオン(対艦) 【F16(制空)→F16(対地)→P3C(対艦)】

【F16(制空)→F16(対地)→P3C(対艦)→P3C(対潜)】
P-2 ネプチューンの後継として開発されたアメリカの対潜哨戒機である。 旅客機の機体を流用して開発されたため機内容積が大きく、長時間の哨戒任務を無理なく行う事が可能となった。原型機は1958年に初飛行を行い、最初の量産型P-3Aは1962年から配備が開始された。P-3Cは1969年に登場した性能向上型で、デジタルコンピュータを搭載し、各センサーの情報分析を行う事で潜水艦の探知能力が向上している。配備後も改修が続けられ、現在では海上も含め広範囲に哨戒を行う能力を持っている。P-3Cは輸出にも成功し、特に日本ではライセンス生産が行われ、100機以上が導入された。

F-4ファントムⅡ(制空) 【ベースライセンス】

F-4ファントムⅡ(対地) 【F4(制空)→F4(対地)】
F-4 ファントムⅡはアメリカで開発された戦闘機である。 アメリカ海軍の全天候型艦上戦闘機として開発されたが、戦闘機の共用化でコスト削減を計った国防総省の意向もあり、空軍にも採用された。1958年に原型機が初飛行し、1961年に量産機の配備が開始された。1965年には実戦に投入され、戦訓によって機関砲の搭載などの改良を受けることとなる。西側各国でも採用され、日本ではライセンス生産も行なわれた。西側の超音速戦闘機としては最高の5195機が製造されている。アメリカ軍からは退役したが、現在でも使用している国は多く、独自の改修などが行なわれている。

F-4EJ改 ファントムⅡ(対地) 【F4(制空)→F4(対地)→F4EJ(対地)】

F-4EJ改 ファントムⅡ(制空) 【F4(制空)→F4(対地)→F4EJ(対地)→F4EJ(制空)】
アメリカで開発されたF-4 ファントムⅡは、合計5,195機が製造された西側のベストセラー機である。西側諸国をはじめとした世界各国で使用され、国ごとに独自の改良が行われた。F-4EJ改は航空自衛隊の最新改良型で、アビオニクスを換装して空戦性能を大幅に高め、国産のASM-1対艦ミサイルも搭載可能としてある。しかし基本の設計自体が古く、機体の寿命も近づいているが、後継となる機種の選定は二転三転している。

F-15J イーグル(制空) 【F4(制空)→F4(対地)→F15J(制空)】

F-15J イーグル(対地) 【F4(制空)→F4(対地)→F15J(制空)→F15J(対地)】
日本の航空自衛隊が導入したF-15である。1980年から現在までに、ライセンス生産分も含めて約200機を配備した。後期に生産された機体は電子装備の更新に対応しており、現在近代化改修がすすめられている。

UH-1イコロイ(占領) 【ベースライセンス】

UH-1イコロイ(攻撃) 【UH1(占領)→UH1(攻撃)】
アメリカで開発された汎用中型ヘリコプターである。主に兵員の輸送に使われるが、必要に応じてロケット砲や機関銃を装備することも可能である。アメリカ軍以外にも、軍民問わず世界中で使用されている。

AH-1コブラ 【UH1(占領)→UH1(攻撃)→コブラ】
AH-1は、UH-1を発展させて作られた西側初の戦闘ヘリである。 タンデム座席で機首に機関砲を持ち、胴体両側面に小翼という配置は、この種の機体のスタンダードなスタイルとなった。日本が多数保有するAH-1Sはエンジンを強化し、TOWミサイルの発射能力を持たせた代表的な型だ。

AH-64 アパッチ 【UH1(占領)→UH1(攻撃)→コブラ→アパッチ】
AH-64 アパッチはアメリカの攻撃ヘリコプターである。生存性に重点を置いた設計となっており、2基のエンジンには赤外線抑制装置を装着し、ローターブレードは23mm機関砲の直撃にもある程度耐えうる強度を持つ。また各種センサーを搭載しており、全天候で作戦行動が可能である。

AH-64D ロングボウアパッチ 【UH1(占領)→UH1(攻撃)→コブラ→アパッチ→ロングボウアパッチ】
AH-64D ロングボウアパッチはAH-64Aを改修してロングボウ火器管制レーダーを搭載したものである。 ロングボウ火器管制レーダーはミリ波を使用したレーダーと高度に自動化された火器管制装置を組み合わせたもので、ローターマストの上に搭載される。また搭載するヘルファイアもロングボウとの組み合わせで発射後の誘導が不要な撃ち放し能力を持つ新型になっており、より高い生存性をもたらしている。アメリカ陸軍向けに約500機がAH-64Aから改修された。輸出も行われているが、価格が高いので少数に留まっている。

UH-60ブラックホーク(占領) 【UH1(占領)→UH60(占領)】

UH-60ブラックホーク(攻撃) 【UH1(占領)→UH60(占領)→UH60(攻撃)】
アメリカ陸軍が戦訓を容れてUH-1イロコイの後継機として開発された機体が、UH-60ブラックホークである。UH-1と比べ速度が速く、耐弾性、整備性も高いため、過酷な環境下でも任務が可能。コンパクトな機体ながら、歩兵1個分隊が搭乗可能である。

SH-60 シーホーク 【UH1(占領)→UH60(占領)→UH60(攻撃)→シーホーク】
アメリカのUH-60から開発された海軍向けのヘリコプターである。 艦上で使用するためにローターや尾部を折りたためるようになっており、ソノブイやMAD(磁気探知装置)などを搭載する。1977年にアメリカ海軍に採用され、捜索救難型や輸送型など多数の派生型が作られた。輸出も行われ、日本ではライセンス生産が行われている。

SH-60K 【UH1(占領)→UH60(占領)→UH60(攻撃)→シーホーク→SH-60K】
対潜ヘリコプターSH-60 シーホークに日本で独自に改良を行った型がSH-60Kである。エンジンの換装やメイン・ローターを高性能化して飛行性能を向上し、多用途性を向上するために機体形状を変更してキャビンを拡大してある。また安全性の向上のために自動飛行制御装置の能力向上、着艦誘導支援装置の追加、レーダーの高性能化、自機防御装置の追加など機体の全般に渡って改良がおこなわれた。2005年に正式採用され、現在生産が進められている。

EC-1 【73式装甲車→JP国歩兵→JP国戦闘歩兵(SP)】
国産初のジェット輸送機であるC-1の機体に、電子妨害装置を取り付けた航空自衛隊の電子戦訓練機である。強力なレーダー妨害装置を積んだため、機首の形状などが大きく変わっている。1984年に1機がC-1から改造された。
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